第26回 金沢ロードレース 課題の巻
次々と抜かれていく中、通行規制のかかった交差点では渋滞がおきている。
渋滞でストレスの溜まったドライバーはクラクションを鳴らしているようで、頻繁に聞こえるようになってきた。
交差点前にくると、ランナーが途切れたときにだけ車を通過させており、交差点だけは歩かないぞと誓う。
だって、割り込もうとする車がいるので怖いから走る(゜▽゜;)
また、交差点を歩いて通過すればドライバーから突き刺さるような冷たい視線があると思った。
次第に周りにいるランナーが少なくなり、大きな集団ははるかかなたに見えるだけ。
もしかして最後尾???と不安になり、何度も後ろを振り返る。
後ろも人影が少なく、本当に最後尾なんだろうかと焦りが生じてくるんです。焦りが焦りを呼び、また走り出す。
でも足は動かない。
やがて、向かい風ではなく追い風になって住宅街のなかを走る。
声援が増え始め、頑張ろうという気持ちなる。
一歩一歩前へ進んでいき、陸上競技場が見えてきた。
ほんとに周りにはランナーが少ない。
陸上競技場に入る。もうここから歩くなんて許されない。必死で足を前に出して痛みに耐える。
淡々とゴールに向けて走る。
競技場の正面を通ると、「元気ないぞー!」「頑張れー!」と仲間の応援が聞こえてきた。
それに応える余力がとてもなく、また恥ずかしい(/ω\)
能登和倉のときは余力を残していたのでラストスパートはできたが、今回は本当に余力がなかった。
淡々とゆっくり走り、ゴール。
感動なんてどこにもなかった。ただ、辛かったとしか言えない。
ゴール後、オーバーヒートした足は、まともに歩くこともできず傘を杖代わりにしてました。
次回以降のハーフの課題はスピードアップと、それに耐えれる筋持久力を身につけること、これに尽きる。
足が完治次第、しんきろう・黒部名水・能登島に向けて、走っていきたいと思う。
(今回、箇条書きで書くのがやっとやっとだった。走るのが辛くて感動が少なすぎたのが要因か!?)
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